組立除法を計算

最高次の係数から順に入力します。例は x^3 - 4x^2 + x + 6 です。抜けている項は 0 を入れてください。
x+3 で割る場合は -3 を入力します。

組立除法とは

組立除法は、多項式を x-a の形の一次式で割るときに、係数だけを使って商と余りを求める方法です。通常の筆算より書く量が少なく、高次方程式の因数分解や余り定理の確認でよく使われます。

たとえば x^3 - 4x^2 + x + 6x-2 で割る場合、係数は 1, -4, 1, 6、左に置く数は 2 です。最初の係数を下ろし、左の数を掛けて次の係数に足す操作を最後まで繰り返します。最後に出た値が余りで、その前までが商の係数になります。

項が抜けている式では、抜けた次数の係数を0として入力する点が重要です。x^4 - 3x + 2 なら、係数は 1, 0, 0, -3, 2 になります。

使い方

入力手順

  1. 多項式を次数の高い順に並べます。
  2. 各項の係数をカンマ区切りで入力します。
  3. 割る式を x-a の形に直し、a を入力します。
  4. 計算ボタンを押して、商、余り、途中式を確認します。

入力の注意

  • x+3 で割るときは a=-3 です。
  • 存在しない項は係数0を入れます。
  • 整数、小数、1/2 のような分数を入力できます。
  • x^2-1 のような式そのものではなく、係数を入力してください。

計算例

x^3 - 4x^2 + x + 6x-2 で割る場合、係数は 1, -4, 1, 6a=2 と入力します。

入力 意味 結果
1, -4, 1, 6 x^3 - 4x^2 + x + 6 x^2 - 2x - 3、余り 0
2, 0, -5, 1 / a=-1 2x^3 - 5x + 1x+1 で割る 抜けている x^2 の係数を0にする

余りが0になる場合、割る式は元の多項式の因数です。高次方程式を解くときは、整数解の候補を見つけたあと、この計算で因数かどうかを確認できます。

組立除法と余り定理の関係

多項式 f(x)x-a で割った余りは f(a) と一致します。これが余り定理です。組立除法の最後の値はそのまま余りなので、同時に f(a) の値も確認できます。

この関係は、方程式の解を調べるときに役立ちます。もし f(a)=0 なら、x-af(x) の因数です。たとえば x^3 - 4x^2 + x + 6a=2 を試して余りが0なら、x-2 で割り切れると判断できます。

一方で、組立除法は万能な多項式割り算ではありません。このページの計算機は、割る式が x-a の形の一次式である場合に対象を絞っています。二次式や一般の多項式で割る場合は、通常の多項式の筆算や別の多項式計算を使います。

よくある間違い

間違い 正しい考え方
x+2 で割るのに a=2 と入力する x+2 = x-(-2) なので a=-2 です。
抜けている項を詰めて入力する x^3+11, 0, 0, 1 と入力します。
最後の値も商の係数だと思う 最後の値は余りです。商の係数はその前までです。

FAQ

この計算サイトでは、多項式を x-a の形の一次式で割る場合に使えます。二次式や一般の多項式で割る場合は、多項式の筆算を使う必要があります。

x+3x-(-3) と見られるので、a の欄には -3 を入力します。符号を逆にするところで間違えやすいので注意してください。

余りが0なら、割る式 x-a は元の多項式の因数です。高次方程式を因数分解したいときや、整数解の候補を確認したいときに使えます。